KESHIKI時計
端材から生まれる”景色”
製品を作る際に出る端材をランダムに積み重ねた(接いだ)時計です。
通常は使用されないウォルナット材の端の白太も含める事で生まれた濃淡が、水平線や地層のような“景色”を思わせる盤面です。
木目の模様の面白さを損なわないよう文字盤のないフラットな盤面で、中央の水平なハギ目が時刻を読む手掛かりにもなります。
材料の個性を生かしたKESHIKI時計はひとつとして同じものが無くまさに、世界に一つだけの表情を見せてくれる特別な時計。
表面と裏面に名入れ加工ができますので、特別なメッセージや記念日を彫り込んで贈り物にしていただくのもおすすめです。
始まりは工房スタッフの提案から(KESHIKI時計開発担当のお話し)
ある日「エントランススツールの端材でこんな物が出来るけど製品にならない?」工房スタッフからウォルナットの端材を接着したブロックを見せられたのが始まりでした。
ウォルナット材は茶色い木肌が特徴だが、木の外周の皮に近い部分は白くこの部分を「白太」と呼び、通常はこの白太の内側をギリギリの所で避けてカットして材料を取るが、そうした過程で避けられた部分だけを接着してブロックにしたものでした。
厚み4cm、幅13cm、幅60cmのそのブロックはなんとも言えない魅力があり、デスクから少し離れたテーブルに置いて時々眺めていました。数日たって、そのブロックを正方形にカットして塗装をしてみると「美しさ」が際立ち、この材料の良さを一番引き出せるのは「時計」だと思いました。
大きな製品にすると、全体の中では縞模様のように見えてしまうが、小さくカットする事で、ランダムな木目が地層や風景のように感じられ、盤面が主役の時計にするのが良いと結論して、このKESHIKI時計が生まれました。 時刻の表示の掘り込みを入れる事も考えたが、製品の形ではなくこの美しい木目を主役にして木目の“景色”をたのしめるフラットな盤面にしました。
商品スペック
商品番号 |
CW-25CW(ウォルナット) |
商品名 |
KESHIKI時計 |
材質/塗装 |
■ウォルナット |
サイズ |
幅12.5×奥行5×高さ12.5cm |
重量 |
約350g |
耐荷重量 |
- |
付属品 |
単三マンガン電池1個・壁掛け用ネジ |
梱包 |
化粧箱 |
備考 |
【使用上のご注意】
乱暴な取り扱いはしないでください。安全性が低下する恐れがあります。破損の原因になるような過度な重量物などを載せないでください。危険ですので、用途以外には使用しないでください。
【塗装について】
オイル仕上げの製品の場合
自然の植物油をベースにしたオイルで、 木の持つ風合いを保ちます。 メンテナンスは、オイルを重ね塗りすることで 簡単にできます。シミの原因となるため、 濡れたものを直接掛けないで下さい。 水分が付着した場合は、すぐに拭き取ってください。 よく絞った布なら水拭きをしても大丈夫です。
ウレタン塗装の製品の場合
木の表面に膜を作るため、キズや汚れが付きにくい塗装。ふだんのお手入れは、から拭きでほこりを取るだけで充分。汚れのひどい時は薄めた石鹸水を浸した布で汚れを落とし、良く絞った布で洗剤分を拭き取り、次に柔らかい布できれいに拭き取ってください。
※製品の塗装は各商品の詳細ページ【商品スペック】の「材質/塗装」欄でご確認ください。