coa

coa

コサインコレクションの新シリーズは、ライフスタイルを選ばない生活道具です。
チェア、デスク、サイドテーブル。
どれも普遍的な姿で、どのような空間にもマッチします。
ユーティリティー性が高く、使い続けることでどんどん愛着がわいてくる家具です。


アーティストだからこそのこだわりを具現化
「coa(コア)」最初に考えたのは椅子

椅子は家具の代表選手。
脚・座(床に水平な面)・背(床に垂直な面)はあらゆる家具に共通する要素です。
coaのデザインを手掛けたアーティスト伊賀信氏が、「家具デザイナーが、専門家であるが故に考えないであろうデザインをしよう。」とデザインしたcoaのチェアは、デザイン以前の「物としての姿」。その姿をプロダクトとして出現させました。

椅子の構成要素を一番少なくした時に見える姿を描き、椅子として成り立つ最小の機能を持たせる。そして、第一印象でクラフト的感覚を滲ませない。椅子の「素の姿」をイメージさせたい。伊賀信氏は「私が椅子をデザインする時に、先ずはそこから始めないと次の展開に進めない。」とまずcoa チェアが誕生しました。

「coa チェア」

それは「椅子」という名の彫刻なのかもしれません。

「彫刻と道具の境界線は曖昧でいよいと思います。「何々でなければならない」という考えは生き方や暮らし方を狭くすます。何をどう使おうと自由です。気持ち良く暮らせるモノを身の周りに置いて下さい。自分のスタイルを持つのは大事。私はシンプルな暮らしが良いのかな、と近頃ますます感じます。」と伊賀氏は語ります。

直角で構成する単純な形、且つ馴染むフォルムと肌触り。
微妙なバランスのさじ加減「coa」との暮らしを心行くまでお愉しみください。

coaスケッチ

 


 


「coa」に隠れた球


「coa」の突端や角に約5センチφの見えない球の存在があります。

その球が水平垂直に移動し家具の形状に空間を埋めて行くと現れてくる形。
丸みを帯びた表面は滑らか、全体はしっとりと艶消し。
座や天板の裏面はフラット。

家具が一つの塊であることをイメージしています。

「coa チェア」のデザインが決まった後、同じコンセプトに則りハーフチェア・デスク・スツール・ サイドテーブルのデザインが決まっていきました。
coaに隠れた球


 


ハーフチェアの背の高さは、部屋にあって邪魔をせず、座り仕事の時の上半身の自由度とホールド感のバランスの良さを兼ね備えています。

スツールも彫刻と道具の融合体と強く感じられる形で、どこに置いてもその場に馴染み、存在が可愛らしい。
住宅で使う以外にも、パブリックスペースに整然と沢山並んでいる姿は壮観に違いありません。

デスクやサイドテーブルの天板は、チェア座の木口形状を半円にした形。
シリーズの統一感を奇をてらわずに表現されています。天板と脚部の繋がりには職人の技を見て取ることができます。

「coa」が機能一辺倒の生活の道具ではなく、そこに居て欲しい家具になれれば 本望です。
coa

coa catalog

 


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